こんにちは。
東京都東久留米市を拠点に、
屋上防水・外壁改修など防水工事を施工している株式会社大浜工業です。
今回は「絶縁工法」と呼ばれる「機械的固定工法」についてお届けします。
機械的固定工法とは、 防水シートを鋼製の固定ディスクなどで下地に機械的に固定する工法 です。
下地と防水シートを直接接着させないため、コンクリート下地の亀裂、建物の振動などもほとんど影響を受けません。
下地とは縁を切る施工なので「絶縁工法」とも呼ばれます。
既存の防水層の上から施工することが可能なので、下地処理が最低限で済む上、防水性能が損なわれることがないことから、改修時等コスト削減に繋がるのがメリットの一つ。
反対に、施工中コンクリート躯体に固定ディスクを設置するときに音や振動が発生するのがデメリットの一つ。
今回はウレタン防水塗装施工です。
シート防水の場合は、ジョイントの部分や、立ち上がりの部分など注意が必要になりますが、今回の施工では、ウレタン防水塗装を用い、シートの上にウレタン塗膜で防水膜を作ります
トップコートはウレタン防水層を紫外線などから保護するのが役割があります。
新規改修ドレン設置箇所に、ストレーナ(ゴミと雨水を分けるろ過器)を設置。
脱気筒を設置し、密着していない通気層にある水蒸気を逃します。